12月の新刊図書一覧
〔図書名〕 |
〔対象・著者〕 |
内 容 |
続 窓ぎわのトットちゃん |
黒柳 徹子 |
みんなが会いたかった「その後」のトットちゃん、泣いたり笑ったりトットちゃんの青春記 |
777 トリプルセブン |
伊坂幸太郎 |
そのホテルを訪れたのは逃走中の不幸な彼女と、とびきり不運な殺し屋。そして・・・ |
アリアドネの声 |
井上 真偽 |
巨大地震で三重苦の女性が地下に取り残され、ドローンを使ってシエルターへ誘導するミッションに挑む |
スピノザの診察室 |
夏川 草介 |
数多の命を看取った現役医師でもある著者が、人の幸せの在り方に迫る |
ヨモツイクサ |
知念実希人 |
禁域の森に侵入した作業員と、近隣の一家が行方不明。これはヨモツイクサの仕業か? |
11月の新刊図書一覧
〔図書名〕 |
〔対象・著者〕 |
内 容 |
この夏の星を見る |
辻村深月 |
2020年春コロナ禍の制限の中、全国の中高校生は天文活動をオンライン会議を駆使しつながっていく |
結 妹背山婦女庭訓波模様 |
大島真寿美 |
人形浄瑠璃に魅せられた人々のせわしなくも愛しい人間模様をいきいきと描く群像時代小説 |
あなたが誰かを殺した |
東野圭吾 |
閑静な別荘地で起きた連続殺人事件、愛する家族が奪われたのは偶然か必然か… |
水車小屋のネネ |
津村記久子 |
18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、喋る鳥ネネ。ネネに見守られ人生が変転してゆく |
くもをさがす |
西加奈子 |
カナダでガンになった。昨年の嵐のような日々を一文一文綴る。著者初のノンフィクション |
10月の新刊図書一覧
〔図書名〕 |
〔対象・著者〕 |
内 容 |
スタジオジブリ物語 |
鈴木 敏夫 |
長編アニメ作品を作り続けてきたその軌跡は、波瀾万丈の連続。今明かされる40年の物語 |
やさしさを忘れぬうちに |
川口 俊和 |
止まってしまった「今」を未来へと動かすために過去に戻る4人の男女の物語 |
青瓜不動三島屋変調百物語 |
宮部みゆき |
青爪という植物が土地の金気を吸って不毛な土地に作物ができ、それにからむ人間模様を描く |
可燃物 |
米澤 穂信 |
連続放火事件の見えざる共通項を探り出す表題作を始め、蔦警部の鮮やかな推理が光る5編 |
マカンマラン |
古内 一絵 |
マカンマランとはインドネシア語で夜食。おいしい料理とやさしい言葉はあなたの心の糧となる |
9月の新刊図書一覧
〔図書名〕 |
〔対象・著者〕 |
内 容 |
ハンチバック |
市川 沙央 |
第169回芥川賞。「私の身体は生きるために壊れてきた」十畳の自室からあらゆる言葉を送り出す |
極楽征夷大将軍 |
垣根 涼介 |
第169回直木賞。尊氏のような意志を欠いた人間が、何故権力の頂点に登り詰められたのか |
木挽町のあだ討ち |
永井紗耶子 |
第169回直木賞。第36回山本周五郎賞。菊之助は父のあだ討ちをみごとに遂げた。その真相とは |
僕はあと何回満月を見るだろう |
坂本 龍一 |
57歳までの人生を振り返った『音楽は自由にする』を継ぎ、最晩年までの足跡を未来に遺す決定的自伝 |
やさしい猫 |
中島 京子 |
好きで一緒にいたかった当たり前の幸せが突然奪われたのは、彼がスリランカ出身の外国人だったから |
8月の新刊図書一覧
〔図書名〕 |
〔対象・著者〕 |
内 容 |
はるか、ブレーメン |
重松 清 |
母に捨てられた16歳の少女、人生の思い出をめぐる謎めいた旅行会社に誘われたひと夏の物語 |
じゃむパンの日 |
赤染 晶子 |
生まれ育った京都への思い。『乙女の密告』で芥川賞。2017年に早逝した著者によるエッセイ55篇 |
コメンテーター |
奥田 英朗 |
トンデモ精神科医・伊良部が17年ぶりに復活。放送事故寸前のコメント連発が暴言か金言か! |
よき時を思う |
宮本 輝 |
孫の綾乃は祖母の生涯を辿り秘められた苦難と情熱を知る。一人の命が今ここに在ることの奇跡 |
アーモンド |
ソン・ウォンピョン |
“感情”がわからない少年。出産時の著者自身の問いをもとに誕生した喪失と再生、成長の物語 |
7月の新刊図書一覧
〔図書名〕 |
〔対象・著者〕 |
内 容 |
母という呪縛娘という牢獄 |
齊藤 彩 |
「医学部9浪」の娘はなぜ母を刺殺したのか。いったい二人の間に何があったのか |
オール・ノット |
柚木麻子 |
苦学生の真央がスーパーマーケットの試食販売で出会ったのは何でも売れる嘘つきのおばさんだった |
グレースの履歴 |
源 孝志 |
事故死した妻が遺した不可思議なカーナビの履歴を旅する夫、妻の最後のメッセージとは |
悩め医学生(泣くな研修医5) |
中山祐次郎 |
自分なんかが医者になれるのか、鹿児島を舞台に医者の卵たちの青春をリアルに描く |
夜空に浮かぶ欠けた月たち |
窪 美澄 |
精神科医の夫婦が傷ついた心にそっと寄り添う「癒し」と「再生」の物語。だが夫婦にも悲しい過去が |
黄色い家 |
川上未映子 |
十七歳で親もとを出て集った少女たち、カード犯罪に手を染め、ある女性の死をきっかけに瓦解し… |
7月の新刊図書一覧
〔図書名〕 |
〔対象・著者〕 |
内 容 |
街とその不確かな壁 |
村上春樹 |
その街に行かなくてはならない。何があろうと。著者が長く封印してきた物語の扉がいま開かれる |
ありえないほどうるさいオルゴール店 |
瀧羽麻子 |
耳が聞こえない少年の心には“ある曲”が流れていた。あなたはこの物語で7回、涙する |
世はすべて美しい織物 |
成田名璃子 |
染めて織る、わたしたちの物語。抑圧と喪失の「その先」を描く、感涙必至の手仕事×家族小説 |
ラブカは静かに弓を持つ |
安壇美緒 |
誰かを救うチェロの音色。きっと、あなたの心に響く …。“感涙”音楽小説 |
ものがわかるということ |
養老孟司 |
「わかる」とはどういうことなのか、それが「わからない」自分を自由にしてくれる養老流ものの見方考え方 |
5月の新刊図書一覧
〔図書名〕 |
〔対象・著者〕 |
内 容 |
介護ど真ん中親のトリセツ |
カータン |
母は認知症、父は老人ホーム、親の介護のあれこれを実体験をもとに紹介する |
あなたはここにいなくとも |
町田 そのこ |
人間関係や避けられない別れ、もつれた心を解きほぐし自分を取り戻すための全五編 |
天路の旅人 |
沢木 耕太郎 |
第二次世界大戦末期、中国大陸の奥深く「密偵」として潜入した日本人、この稀有な旅人の真髄に迫る |
ピアノマン |
南波 永人 |
幼い頃音が「色」に見えた少年はやがてジャズの魅力に取り憑かれ運命の仲間たちと出会う |
罪の境界 |
薬丸 岳 |
無差別通り魔事件の被害者と加害者。犯罪の先にある彼らの人生を描いた長編ミステリー |
4月の新刊図書一覧
〔図書名〕 |
〔対象・著者〕 |
内 容 |
魔女と過ごした七日間 |
東野 圭吾 |
指名手配犯捜しのスペシャリストが殺された。不思議な女性に導かれ父を亡くした少年の冒険が始まる |
君のクイズ |
小川 哲 |
クイズプレーヤーの思考と世界がまるごと体験できる。読後あなたの「知る」は更新される |
方 舟 |
夕木 春央 |
山奥の地下建築で一夜を過ごす5人、翌朝の地震で扉がふさがれ水が流入、そして殺人が… |
川のほとりに立つ者は |
寺地 はるな |
「当たり前」に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語 |
すべて真夜中の恋人たち |
川上 未映子 |
究極の恋愛は,心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。渾身の長編小説 |
答えは市役所3階に |
辻堂 ゆめ |
市役所に開設された「こころの相談室」、コロナ禍で悩みも秘密も増えカウンセラーが答えてくれる |
3月の新刊図書一覧
〔図書名〕 |
〔対象・著者〕 |
内 容 |
この世の喜びよ |
井戸川 射子 |
168回芥川賞。思い出すことは世界に出会い直すこと。静かな感動を呼ぶ傑作小説集 |
荒地の家族 |
佐藤 厚志 |
168回芥川賞。仙台の書店員作家が描く被災地に生きる人々の止むことのない渇きと傷み |
地図と拳 |
小川 哲 |
168回直木賞。日露戦争前夜から半世紀、満州の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮 |
しろがねの葉 |
千早 茜 |
168回直木賞。戦国末期の石見銀山、天才山師に拾われた少女ウメは坑道で働くが… |
名探偵のままでいて |
小西マサテル |
第21回『このミステリーがすごい!』大賞。孫娘の持ち込む様々な「謎」を認知症の祖父が解き明かす |